エンジン不調〜エンスト〜再始動不可能なL700Sジーノ
感覚的に燃圧不良?と疑い測定、結果は若干低いですが正常
じゃあスパーク不良?と疑いプラグを外して点検、結果は正常
序でにコンプレッション測定、3気筒共揃って6kg弱とバルタイ不良の模様
とここでダイアグ点検、結果はコード51と73。スイッチ系統と可変バルブタイミング系統とのことです。
念のためスロットルポジションセンサーも点検しますが問題なし
最悪の状況を考えバルブタイミングを点検します。
オイル管理も悪いのですが、サービスマニュアルも見てもバルタイ不良が分かる内容は一切なし、チョットだけINテークが遅れてね〜?なんて、どんだけ玄人が判断すんでしょ?
VVTの単体点検して判断しろということらしいです。
という訳で単体点検
VVTを廻したらチョット硬いけど廻りましたが、それだけでもVVT不良と判断できます。(というのは慣れた人や経験済みの人だけでしょう)
パーツクリーナーで洗浄して点検を繰り返すうちに、上の写真の位置でロックピンが作動して固定されました。
でも現車では不具合発生時には固定されずこの位置まで遅角
これでは圧縮上死点の直前までINテークバルブが開いているので圧縮不良を起こす状態
因みに最進角時はここまで廻ります。
最遅角用のノックピンが固着したのが原因と思われますが最使用する度胸もないので新品交換、だって非分解指定だし外せる工具も持ってないし
あれだけ汚れていたカムホルダーやカムをそのまま組む勇気もないので洗浄して組み付け
10万km超えなので、タイミングベルトとテンショナーベアリング、プラグも交換させていただきました。
VVT単体点検しなくてもバルタイ点検できるのが当たり前だと思うんだけど・・・・と届きもしないグチをこぼす。
posted by じんちゃん at 19:15|
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