過去の記事は、こちらからご覧いただけます。

2013年07月29日

見直しちゃったよ

変速ショックで入庫の8E・A6ですが、試運転の結果A/Tは良好

でもパワーバランス不良を起こしていたので、コチラが変速ショックに感じられるだろうと推測

ヘッドカバーからオイル漏れもあったので、まとめて修理することとなりました。

作業を始めるとブローバイホースも割れていたので手配
  IMGP0891.JPG

ヘッドカバーを外してみたら中はピカピカ
    IMGP0899.JPG
オイル管理は抜群

ブローバイホースも届いたので交換
      IMGP0900.JPG

最後にプラグが届いたので取付、ミスファイヤなんて故障コードも入っていませんでしたが激しい摩耗状態
        IMGP0901.JPG
フューエルデリバリホースも外したのですが、初爆があった後は全然エンジンが掛かりません。

なんだかクランキングしても圧縮なんて感じられない状態・・・・コンプレッションを測定するとなんと1kg


昨年末にタイミングベルトを交換したお車ですが、もしかしてコマ飛び?とバルブタイミングを点検するも異常なし


訳あって3日ほどプラグを外したままだったのが原因なのか、油膜切れを起こして圧縮不良に陥りました。

オイルをシリンダーに注入してクランキングすると無事にエンジン始動、真夏なのに冷や汗が出るほどビビリましたが掛かって良かった♪


という訳でパワーバランス不良が直ったので、変速ショックも感じなくなると思われます。
posted by じんちゃん at 19:35| Comment(4) | TrackBack(0) | VW・AUDI | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月25日

あとちょっと

と何時も思っていたVW・AUDI系のフロントドライブシャフトブーツ交換

付属のボルトでも、元々付いているボルトでもアウタージョイントが抜きとれません。
  IMGP0892.JPG
という訳で工作、先端に棒を溶接すれば、純正ボルトでCリングから抜き取り、最終的にボルトを溶接したものを閉めこめば、最後までスポッっと抜き取ることができます。

正直あまり好きな作業じゃありませんが、こんなことして工作しておけば次回の作業も楽しめるのかな?
    IMGP0893.JPG
とささやかな抵抗と改善

軍手なんて何足捨てるのか?も要改善の余地ありです。
       IMGP0894.JPG
みんなどうしているんだろ?



☆今日のオレ
ドライで練習したい       
posted by じんちゃん at 20:16| Comment(2) | TrackBack(0) | VW・AUDI | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月20日

immo3破り

ニュービートルはキーをお忘れの様子
  IMGP0856.JPG
DS708でリセットしちゃえばなんとかなるんじゃない?ってことで実施

という訳でスペアキーを含め無事に始動しました。


今度はリモコンキーを登録
    IMGP0857.JPG
登録だってDS708でチャレンジ、何故ならバドワイザーショップだから

でも無理だったのでVCDSにチェンジ
      IMGP0858.JPG
何度チャレンジインしても成功しないしインコレクト キープログラミングとか故障コードが残っちゃいます。

文字バケしてるVCDSの問題か?とVAS-PCも引っ張り出しますが同じく登録不可能

VW常総と相談しながらいろいろ試してみましたが、結果はセントラルコンビニエンス不良に確定

だって今までのキーを消去できないし、登録するキーの数も変更できないから

1つはリモコンが効くので、モジュール交換するかはお客様の判断に任せます。

コレimmo3では有効、とても簡単に読み出せました。
  IMGP0853.JPG        
posted by じんちゃん at 19:38| Comment(0) | TrackBack(0) | VW・AUDI | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月11日

immo4破り

エンジンが掛からない8P・A3はこんな故障コード、ディーラーから引き揚げてきたそうです。
  IMGP0741.JPG  IMGP0742.JPG
故障コードはイモビとのことで出張修理

という訳でこんなの使ってこんなの読み出し
    IMGP0740.JPG

VCDS使ってアダプテーションすればこんな感じでエンジン始動
      IMGP0744.JPG

でも翌日電話が掛かってきて、今度はメーターが真っ暗でまたエンジンがかからなくなったとのこと・・・・

そもそもメーターが時々不具合起こしてイモビの故障コードを出力してるってことですとご説明

今回はプリンさんやhiroさんにご協力いただきました。


この場を借りてお礼申し上げます。
posted by じんちゃん at 20:13| Comment(2) | TrackBack(0) | VW・AUDI | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月03日

車検整備と予防整備

車検で入庫のトゥーランはエンジンチェックランプも点灯

健康診断と同時に故障コードもチェック
  IMGP0553.JPG
NOXセンサーだったらとても高額なのでどうしようと思ったらMAPコントロールサーモスタットで一安心

スチーム洗浄とブレーキ廻りの整備が終わって検査を受けに行きますが、2台まとめて受けるので乗っていたのは事務員さん

帰ってくると何だか車が重く感じるとのこと、何言ってんだよと思いながら乗ってみたら坂の途中で失速、明らかな出力不足です。

サーモスタットのこともあるしもう一度エンジンをスキャン
    IMGP0578.JPG
一旦クリアしたサーモスタットだけでなく燃圧不足も検出していました。車が重く感じるじゃなく燃圧が不足気味と訴えてきたら誉めてあげるのに・・・

という訳でサーモスタットを交換
      IMGP0619.JPG  IMGP0620.JPG
OEM製品を注文しましたが、届いたのはメーカーのマークを削っただけの新品部品、こういうのがお安く安心してオススメできる商品です。

インマニ脱着なのでスロットルバルブも洗浄
        IMGP0597.JPG  IMGP0598.JPG

燃圧不足はデリバリユニットが濃厚なので消耗品として交換をオススメ
          IMGP0627.JPG
調子が悪かったし、何処かで突然動かなくなるのを防ぐための予防整備でもあります。

フューエルポンプコントロールユニットに壊れるなよと祈りを込めて組み付け
            IMGP0629.JPG

エンジン始動する前にスロットルバルブのアダプテーション
              IMGP0623.JPG

エンジンが掛かったけど電動パワステの警告灯が消えません。
                IMGP0622.JPG
ステアリングアングルセンサーの故障コードが残ってますがバッテリーターミナルを外していたのが原因、チョロッと動かせば消えます。

ここまでてを掛けたのでどうせならとプログラムアップデート
                  IMGP0631.JPG
エンジンとA/Tをアップデートしたので調子良くなってると思います。

◎リコールのパレットはコンプレッサーがカルソニック製
  IMGP0672.JPG
インパネ脱着は免れました。ヌマン君、色々教えてもらったり資料を送ってくれてありがとう♪                      
posted by じんちゃん at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | VW・AUDI | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月13日

交換したほうがいいのでしょうか?

業者さんからタイミングベルト交換をした8E・A4アバントのATF補充依頼、どうせなら交換したほうがいいのでしょうか?とのお問い合わせですが、オーナーが希望していないのであれば交換はオススメしませんとお答え

約600ccほど補充してレベル調整します。
  IMGP0440.JPG  IMGP0439.JPG
でも適当に補充してお終いなんて考えではなく、面倒でも外注に出してまでキチッと調整を望む姿勢は素晴らしいと思います。

という訳でサービスリセットなんか無料でサービス
    IMGP0442.JPG  IMGP0443.JPG

リモコンドアロックも効かないみたいなんですが・・・・そちらも有料ですがお任せ下さい。
      IMGP0444.JPG
先ずはバッテリーをチェック

問題ないのでリモコンキーのマッチング
        IMGP0445.JPG
と思ったらVCDSのアップデートから

アップデートができたので今度こそマッチング
          IMGP0446.JPG      
サクサクと終了してリモコンドアロックが使えるようになりました。

そして4H・A8のアダプティブサスペンションコントロールユニットが見つからないとお問い合わせ、車高短キャリブレーション情報が待ちきれなくてエアサスコントロールユニットを取付るそうです。

どこにあるのか探してみようとETKAを立ち上げたらコチラもアップデート
            IMGP0464.JPG      
やはりリヤシートバック右の辺りにあると記載されてますので、頑張って探してみて下さい。

☆今日の福岡
昨日はよほど悔しかったとばい             
posted by じんちゃん at 20:19| Comment(3) | TrackBack(0) | VW・AUDI | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月10日

殆ど不在

ニュービートルの不具合は、某国産車ディーラーでフォグランプをHIDに交換して2週間ほどで不点灯になってしまったとのこと・・・・VW系のディーラーで資料をもらったけど、現車と若干違うので手に負えないとのことです。

という訳で配線図を確認
  IMGP0069.JPG
難しいのかと思ったらこんなに簡単

どこかで断線?とか頭を過りましたが、純正フォグランプハーネスの電源を測定してみるとチャージ電圧

社外のリレーがいきなり死亡かと思ったらアース不良
    IMGP0070.JPG
”HIDの配線は問題ないです”との報告に問題がありました。

近くに純正のアースポイントがあったのでそちらに変更
      IMGP0071.JPG
古巣からの依頼だったので、ワクワクしながら仕事を受けましたがなんだかガッカリ・・・・

☆今日のオレ
引取り1台と車検3台と会議に行きながら試運転で殆ど工場不在
posted by じんちゃん at 20:01| Comment(0) | TrackBack(0) | VW・AUDI | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月22日

越中人を迎えて

TTクーペはATF交換、ダウンシフトで変速ショックが出るそうです。
  DSC01429.JPG
と思ったら5mmのHEXをまた破壊・・・

タガネチョップでクリアしました。
    DSC01434.JPG  

今回はストレーナーとパッキンも同時交換
      DSC01430.JPG  DSC01433.JPG
悪化していくようであればソレノイドを含めO/Hが必要です。

オイル漏れんほE46はバキュームポンプから、でもLLCも漏れています。コンプレッサーがONにならないのは冷媒が少ないのが原因でした。 
        DSC01436.JPG

今日の工場はこんな感じ
          DSC01431.JPG  DSC01432.JPG
3シリーズとTTクーペが揃いました。

これから不在になりますが、ご了承ください。  
posted by じんちゃん at 14:14| Comment(1) | TrackBack(0) | VW・AUDI | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月21日

円安が進んでるので

TTクーペはドライブシャフトインナーブーツ交換依頼
  DSC01413.JPG

ドライブシャフトを外してから気が付きましたが、どうやらクアトロ用を手配してしまった模様・・・
    DSC01414.JPG    
急いで発注し直しました。

ご入庫までお待たせし、また部品の手違いなどしてしまい申し訳ありません。

エンジンオイルとフィルターの交換もご依頼いただておりますのでコチラから作業着手
      DSC01412.JPG  DSC01415.JPG        
オイルディップスティックガイドが割れやすいので、気をつけながら作業します。   
    
という訳で一旦組み直し着陸、週明けに作業持ち越しです。


アイシン6A/T用のソレノイドバルブを入手したので検証
        DSC01416.JPG

円高で、海外手配新品バルブボディー交換をオススメしてきましたが、対策ソレノイドでどこまで改善するのか試してみます。
          DSC01423.JPG
結果は良好、でも一発で決まる訳ではなくプレロードの調整をして滑らかな変速の手に入れることができるであろう感触

いままで散々O/H〜調整してきたのでノウハウは蓄積できていますが、一発改善のリニアソレノイドをリビルトするのは難しいですね。


※明日は午後から不在となりますのでご了承ください。            
posted by じんちゃん at 19:04| Comment(0) | TrackBack(0) | VW・AUDI | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月07日

驚きの変化

スロットルアクチュエーター不良のトゥアレグは、皆さんにいろいろな情報をいただき感謝しております。

定価は¥97000で国内在庫なし・・・

新品輸入も考えましたが、ここは中古で対応するのが得策と考え探してみると大阪で発見
  DSC01100.JPG
という訳で中古のスロットルアクチュエーターを洗浄してから交換

アダプテーションはVAS-PCを使いますが特に意味はないです。
    DSC01101.JPG  DSC01102.JPG
イグニッションONでエンジンは掛けない状態、スロットルも操作することなくアダプテーション完了

勿論普通に動きますが、納車直後に電話が・・・・


なにかミスでもしてそのご指摘と思いきや、シフトアップが絶好調になったんだけどとのご連絡


嬉しい誤算というか、そんなに変わったことにビックリ

VWやAUDIのA/Tはスロットルアダプテーションで変わるのは分かっていても、再認識できたことはとても勉強になりました。

本当は電話が来た時、ヤベーって思ってたんですけどね。
posted by じんちゃん at 19:16| Comment(0) | TrackBack(0) | VW・AUDI | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月31日

情報求む

エンジンが吹け上がらないトゥアレグ
  DSC01061.JPG
スロットル操作に反応が悪く、時々失速したりエンストしてしまうこともありますが、DTCはなし

ダメもとでスロットルアクチュエーターを洗浄
    DSC01064.JPG  DSC01065.JPG

その後スロットルバルブの学習値を初期化
      DSC01067.JPG
これで直ればラッキーなんて考えは甘く、全く変化なしというより悪化傾向

ペダルを一定に保持してもスロットルバルブアングルは不安定
        DSC01069.JPG      
スロットルアクチュエーター不良が濃厚です。


でも定価¥97000で国内在庫なし・・・・

どこかに中古がないかな〜?と情報求む
posted by じんちゃん at 20:59| Comment(2) | TrackBack(0) | VW・AUDI | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月21日

もう一度車検を

ニュービートルはどうしようか悩んだところ、もう一度車検を取ることにしたそうです。
  DSC00934.JPG
タイロッドエンドブーツを交換したり

オイルレベルゲージのガイドが破損してボロボロ
    DSC00940.JPG  DSC00941.JPG

前回は76000kmでしたが今回はなんと110000km
      DSC00945.JPG
タイミングベルトは交換歴をお聞きしたところ未実施、ウォーターポンプも漏れた跡がありました。

タイミングベルトとテンショナー、ウォーターポンプも交換
        DSC00946.JPG
タイミングベルトは背面にクラックが発生しており間一髪

プラグも交換しますが焼け具合はとても良い状態
          DSC00948.JPG
以前にエアマスを交換しているので空燃比補正も最適な状態です。

アメリカ並行輸入車なのでFCSリレーが追加されていましたが、今回は片方だけ不良
            DSC00949.JPG
準備ができたので明日検査を受けてきます。




                         
他工場から診断依頼のチェロキー、アイドルが高く排ガスも濃いめとのこと
  DSC00960.JPG
スロットルポジションセンサーの回路異常

実測値を点検してみると・・・
    DSC00961.JPG
操作していないのにもかかわらず変動、接触不良などなければポジションセンサーの不具合だと思われるので、お持ち帰りいただき診断〜交換していただくことに


ここのところ良く壊してます。
      DSC00943.JPG
きっと使い方がいけないんだろうな〜

☆今日の豆芝(ウソ)
  DSC00964.JPG  
暇になると人を噛む                       
posted by じんちゃん at 20:14| Comment(3) | TrackBack(0) | VW・AUDI | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月17日

春日和

TTクーペのドライブシャフトブーツ交換
  DSC00891.JPG
フロント右のアウターブーツがチョコッとだけ切れていましたが、早めの対応で交換

グリスが飛び散り、旋回時に異音が発生してからではアウタージョイント交換と高額
    DSC00892.JPG
そんなことになる前にお気点きなのはオーナー様の愛情の賜物でしょうか?早めの対応で高額修理から逃れられます。

今回は純正部品に交換させていただきましたが、OEMでもなんら問題ありません。
      DSC00893.JPG
カシメはSSTを使ってシッカリと、というかコレで締めないと不安が残ります。


安心して乗れるようになったのでコーディング変更
        DSC00894.JPG
VCDSを使って変速プログラミングも換えられます。

何時でも戻すことや違う車種に変更できるで、今回は低燃費であろうコーディングに変更
          DSC00896.JPG
マイルドな特性で乗りやすいと思われ、過給に頼らないので低速域はシフトアップが早めになります。

キビキビ走るには、ティプトロモードでマニュアル変速する方が面白いのでお試しください。










大変お世話になっているお客様からのご紹介で入庫のW211
            DSC00897.JPG 
とてもお忙しい中のご来店、まことにありがとうございます。

低走行ということもあり、お車の状態は申し分ありません。





ご紹介や、このブログをご覧になってのお問い合わせやご入庫、本当にありがたく感謝いたします。

まだまだ至らない点もございますが、皆様のご希望に添えるよう努力していきたいと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
posted by じんちゃん at 19:18| Comment(0) | TrackBack(0) | VW・AUDI | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月16日

DTCはありませんでしたが

ドライブシャフトブーツ破損と水温上昇が遅いTTクーペ、始動直後のステアリング操作時にエンストしてしまうこともあるそうです。

その他も点検してみると幾つかの不具合が・・・
  DSC00751.JPG  DSC00753.JPG
ブローバイホースの破損とオイル漏れ、コチラも同時に修理させていただきます。

先ずはサーモスタットから交換
    DSC00859.JPG
ELSAで調べてみるとオルターネーターのハーネスはそのまま、ボルトを外して前にズラして交換するとあります。

でもそんなのウソッパチ、テンショナーを外さなきゃオルタのボルトなんて外れません。

テンショナーを外すにはチャコールキャニスターを外さなきゃならないし・・・・

今度はヘッドカバーパッキン交換
      DSC00860.JPG
サプレッサーはオイルだらけ、こんなのもエンストに影響しているのでしょうか?

ヘッドカバーを外して内部点検
        DSC00861.JPG
オイル管理の状態も良好、取付面の脱脂をしておきます。

フィラーキャップとアダプターのパッキンも交換
          DSC00862.JPG

ヘッドカバーを取付今度はプラグ交換
            DSC00863.JPG

ブローバイホースも交換してエンジンルームを洗浄します。
              DSC00864.JPG
ドライブシャフトブーツ交換と、お楽しみのA/Tコーディングはまた明日、作業が遅れて申し訳ございません。

996の試運転、ついに症状が現れました。
  DSC00865.JPG
DレンジでもRレンジでも動きませんが、ニュートラルで走行できます。

E65もA/T不具合で入庫
    DSC00866.JPG
試運転してみると軽い症状ですが確認出来ました。
posted by じんちゃん at 19:29| Comment(0) | TrackBack(0) | VW・AUDI | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月01日

そっちかい

エンストしたり時々掛からないトゥーランは事務員さんの

フューエルデリバリユニットを換えたのですが、また掛からなくなってしまったそうです。
  DSC00576.JPG  DSC00577.JPG
仕方なく燃圧計をセットしてフューエルポンプ制御電圧を測定、正常時はこんな感じ

走行後、一休みすると掛からなかったりするそうなので再現してみます。
    DSC00578.JPG
フューエルポンプコントロールユニット電圧とポンプ制御電圧の関係はこんな感じ

エンジンが掛かっても吹け上がらない状態の時はこんな感じ
      DSC00580.JPG  DSC00581.JPG
その時の燃圧はこんなに低いのにエンジンは掛かってます。

その直後ポンプ制御電圧が12V以上に跳ね上がり、その後ここまで下がりました。
        DSC00582.JPG  DSC00583.JPG
その時の燃圧はここまで上昇、フューエルポンプコントロールユニットの不具合です。

でも不具合症状が確認できたのと、それから復帰する瞬間まで見ていられたのはとてもラッキーなこと

という訳でフューエルポンプコントロールユニット交換となりました。
          DSC00624.JPG
別にデリバリユニット交換だって追々必要だし、ちっとも悔しくなんかないです。


☆今日のトゥーラン
今度は時々パワーバランス不良を起こしてミスファイヤ検知・・・・No.1コイル死亡寸前
posted by じんちゃん at 19:36| Comment(1) | TrackBack(0) | VW・AUDI | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月27日

楽勝の予定が

パワーウインドモーターを交換後、メインスイッチの操作がメチャクチャになった8P・A3の入庫です。
  DSC00631.JPG  
パワーウインドモーターとドアコントロールユニットが一体の為、コーディングが必要

VCDSで楽勝とコーディングを実施
    DSC00644.JPG  DSC00645.JPG
すでに交換済みなので助手席側のコーディングを拝借

交換した運転席側はこんなコーディング
      DSC00646.JPG
助手席の真似してミラーウインカーとオートラン、5ドアの右ハンドルにフォールデイング機能をコーディング

無事に動くようになりましたが、運転席だけパワーウインドのオート機能が使えません・・・・

なんでだろう?と情報求む




☆今日のBMW yamanashi(ウソ)
E90とE91をプログラミング  
   
posted by じんちゃん at 20:25| Comment(2) | TrackBack(0) | VW・AUDI | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月20日

ポルシェセンター山梨(ウソ)

時々エンジン不調のトゥーランはこんなDTC
  DSC00123.JPG
カムシャフトアジャストメントバルブの抵抗値と駆動テストしても正常、だからスポラディック

¥25000程のソレノイドバルブなので、交換しちゃいましょう!という訳にはいきません。

この状態で1か月以上乗ってたら掛からない時があったり、掛かってもエンストしてしまうことがあったそうです。
    DSC00475.JPG
これって以前にも数台経験しましたが、燃圧不足から検出されるDTC

どこかで止まってしまったというと面倒なのでフューエルポンプを交換します。
      DSC00529.JPG
合いマークなんて無いので位置を覚えておきます。

お疲れのデリバリユニットからは汚れたガソリンがボタボタ出てきます。
        DSC00531.JPG
今まで御苦労さま、もう仕事しなくていいですよ

という訳で、事務員さんのトゥーランなのでやる気もないし出費だけ

そうそう、カムシャフトアジャストメントバルブは定価¥49000に値上げしたので注文しませんでした。だってスポラディックだし・・・・

☆今週の工場
  DSC00554.JPG  DSC00556.JPG                           
posted by じんちゃん at 19:26| Comment(1) | TrackBack(0) | VW・AUDI | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月15日

中古を有効活用

バッテリー上がりを起こしてしまう1J・ゴルフです。

早速、暗電流を測定
  DSC00399.JPG
0.8Aとは盛大に流れてます

こういうタイプのターミナルは分かりやすくていいですね
    DSC00400.JPG
インテリアに原因があることが分かりました。

ここでダイアグノーシス点検
      DSC00403.JPG  DSC00404.JPG  
セントラルコンビニエンスは8個のDTC 

これをクリアしてもミラーヒーターだけクリアできないじょうたい
        DSC00405.JPG      

ヒューズを外していくとやはりセントラルコンビニエンスの電源を遮断すれば暗電流が下がります。
          DSC00406.JPG
内部基盤のショートがあればユニット不良で間違いないのですが、CAN通信をしている場合は断定することが困難でもCANの配線を抜いてしまえば切り離すことができます。

結果はユニット不良、でも新品は¥50000以上するみたいで断念
            DSC00472.JPG
中古が見つかりましたので交換します。

これで暗電流を測定
  DSC00464.JPG
ドアを閉めて数秒間はこんな電流

    DSC00465.JPG
その直後は50mmA位に下がり

      DSC00466.JPG
30秒もすれば20mmA以下に下がってこのままキープ

でも違う車のコントロールユニットなので、リモコンドアロックが使えません。

そこでリモコンを登録、VCDSでいきます
  DSC00468.JPG
今までのキーを削除して

    DSC00470.JPG
この車のキーを登録すれば、リモコンが使えるようになります。

最後にリモコンでドアロックしてからもう一度暗電流を測定
      DSC00471.JPG
問題ない事を確認して完成


☆明日のオレ
スミマセンがお休みをいただいて栃木に行ってきます。

電話にも出られない時間帯もありますので、ご了承ください。
posted by じんちゃん at 20:11| Comment(3) | TrackBack(0) | VW・AUDI | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月04日

DSGには有効

温感時にスタートがギクシャクする8J・TTクーペです。

先ずはダイアグノーシスから
  DSC00240.JPG
アウトプットスピードセンダーの信号異常だそうですが、直接関係ないと思われます。

ではフリーズフレームデータは・・・
    DSC00346.JPG  DSC00347.JPG
去年の5月に起こった一過性のものと分かります。

じゃあ改善する方法はないの?というとそうでもなく
      DSC00351.JPG  DSC00352.JPG
トランスミッショントレランスはエンゲージドキャリブレーションとシンクロポイントメジャメントを実施

これはセレスピードなんかと同じで、ギアをカッコンカッコンしている振動が伝わります。

さらにクラッチアダプテーション
        DSC00353.JPG

クラッチセーフティーファンクションリセット
          DSC00354.JPG

プレッシャーアダプテーションリセット
            DSC00355.JPG
などを実施

これだけでも各種学習値のリセットと初期化ができるので、乗りやすくなるんじゃないでしょうか?                                            
という訳でテストコースで試運転を実施
              DSC00356.JPG
2.0Lターボにしちゃ激早、シフトスピードなんて今まで経験したことない位でとても楽しいお車です。

デッカイキャリパーに交換してあるし、ECUチューニングとかしてあるのでしょうね。


☆今日の携帯
調子悪くて不在着信が5件、皆様ゴメンナサイは鳴かない
posted by じんちゃん at 20:18| Comment(0) | TrackBack(0) | VW・AUDI | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月29日

困るんだよね

ウォーターポンプを交換したゴルフX・TSIはブーストが掛からないという症状も修理依頼


スーパーチャージャーがOFFになる3500rpmでブースト計の針が半分位に落ちてしまい、失速気味になります。
  DSC00086.JPG  
DTCはこんなもが入力されていました。ブローオフバルブが機械的故障で、ブーストコントロールで下げてしまっている状態のようです。


そこでリサーキュレーションバルブを外して点検
    DSC00187.JPG
見た目は全く問題なし

ソレノイドの抵抗値を測定
      DSC00188.JPG
教わった基準値内に収まっており正常

機能点検はパワープローブで
        DSC00189.JPG
電圧を掛けても全く動かないのでこちらの不具合です。

という訳で部品を手配してみると・・・
          DSC00190.JPG
形状が変更された対策品のようです。


これで直ったと試運転してみると、最初はツインチャージャーらしい息の長い加速をしていましたが突然失速・・・・

今度はDTCが出力されません。
  DSC00200.JPG
じゃあブーストコントロールバルブが怪しいので点検、基準値が分かりませんが抵抗値が高すぎるように感じます。 

でもパワープローブで機能点検してみると通路の導通や密閉状態も含めて正常で?

ということで機械的故障も考え点検してみます。
    DSC00199.JPG
アクチュエーターのダイアフラムを含め全て正常

タービンブローか?なんて考えてブーストコントロールのホースを抜いてみれば、ブースト計の針は振れっぱなし・・・・全く問題ありません。

そこで翌朝、もう一度元に戻して試運転してみるとまたブーストが掛かったまま絶好調! わけが分からなくなってきましたが、また失速したので原因が分かりました。

ブーストコントロールバルブの抵抗値が大きかったのは試運転直後だから、冷えれば正常値になっているだろうと推測
      DSC00217.JPG  DSC00216.JPG  
冷えているときは36.4Ωで手配した新品は23Ω、温まれば抵抗値が増えソレノイドがOFFとなってしまうのが原因、でも300Ω程の抵抗値があるのでコントロールユニットはソレノイドの不具合を検出しないというパターンでした。

このソレノイド、ノーマルオープンなのでブーストを上げたいときは常時ONの通電状態、つまりノーマルクローズでブーストを下げたいときだけONにすればこんな不具合は起きないということ、その方がソレノイドバルブの耐久性も上がると思うんだけど・・・
posted by じんちゃん at 20:36| Comment(2) | TrackBack(0) | VW・AUDI | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする