過去の記事は、こちらからご覧いただけます。

2013年12月16日

初めて触ったかも

助手席ドアロック不調のサーブ9-3ですが、ドアロックアクチュエーターを交換したそうです。

でも全く動かないので診断依頼、助手席ドアモジュールのDTCはこんな感じ 
  IMGP1996.JPG
オート作動時の挟み込み防止機能が使えないみたいですが関係なし

じゃあボディーコントロールモジュールは?
    IMGP1997.JPG
助手席のドアアジャストスイッチの断線とのこと

あとはGMのオンラインTISを使って配線図を入手すりゃ楽勝

と思ってカード決済して閲覧してみたら9-7しか掲載されておらずガッカリ

仕方なくミッチェルをプリントアウトして確認
      IMGP2009.JPG
でも現車と違う所もあるので、慎重に点検していきます。

制御の方法も分からないのでハーネスを追っていくと、ドアモジュールがドアアジャストを検出するのではなく、直接ボディーコントロールモジュールで検出していることが判明
        IMGP2008.JPG

という訳でボディーコントロールモジュールの入力信号を点検すると、ドアを開けても締めても9Vのまま

新品アクチュエーター不良?と思ったら、カプラーがキチッとロックされておらず接触不良・・・
  IMGP2012.JPG  IMGP2014.JPG
ドアアジャストスイッチには2系統の抵抗が存在しオープン・クローズを検出する構造、だからこのように入力電圧が変化するし断線検出もできるということです。

プログラミングの情報は入手しやすいGMだけど、TISは契約して閲覧しなきゃ中身が分からないので注意しましょう・・・・ってあんまりGMの入庫はないけど
posted by じんちゃん at 19:20| Comment(0) | TrackBack(0) | その他輸入車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック