過去の記事は、こちらからご覧いただけます。

2013年05月12日

オイル交換しようよ

エンジン不調〜エンスト〜再始動不可能なL700Sジーノ
  DSC01551.JPG
感覚的に燃圧不良?と疑い測定、結果は若干低いですが正常

じゃあスパーク不良?と疑いプラグを外して点検、結果は正常
    DSC01552.JPG
序でにコンプレッション測定、3気筒共揃って6kg弱とバルタイ不良の模様

とここでダイアグ点検、結果はコード51と73。スイッチ系統と可変バルブタイミング系統とのことです。

念のためスロットルポジションセンサーも点検しますが問題なし

最悪の状況を考えバルブタイミングを点検します。
      IMGP0053.JPG
オイル管理も悪いのですが、サービスマニュアルも見てもバルタイ不良が分かる内容は一切なし、チョットだけINテークが遅れてね〜?なんて、どんだけ玄人が判断すんでしょ?

VVTの単体点検して判断しろということらしいです。

という訳で単体点検
        IMGP0054.JPG
VVTを廻したらチョット硬いけど廻りましたが、それだけでもVVT不良と判断できます。(というのは慣れた人や経験済みの人だけでしょう)

パーツクリーナーで洗浄して点検を繰り返すうちに、上の写真の位置でロックピンが作動して固定されました。

でも現車では不具合発生時には固定されずこの位置まで遅角
          IMGP0055.JPG
これでは圧縮上死点の直前までINテークバルブが開いているので圧縮不良を起こす状態

因みに最進角時はここまで廻ります。
            IMGP0056.JPG

最遅角用のノックピンが固着したのが原因と思われますが最使用する度胸もないので新品交換、だって非分解指定だし外せる工具も持ってないし
              IMGP0072.JPG
あれだけ汚れていたカムホルダーやカムをそのまま組む勇気もないので洗浄して組み付け

10万km超えなので、タイミングベルトとテンショナーベアリング、プラグも交換させていただきました。

VVT単体点検しなくてもバルタイ点検できるのが当たり前だと思うんだけど・・・・と届きもしないグチをこぼす。


posted by じんちゃん at 19:15| Comment(2) | TrackBack(0) | 国産車整備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
オイルの大事さ、オイルの種類、フラッシングの必要などなど、いくら説明しても解ってもらえない・・・・・説得力のある説明を出来るように努力します。

最近のエンジンは油圧が大事なのにね。
Posted by KAJI at 2013年05月13日 22:08
KAJIさん
ロングライフだから・・・って言われても怖いのにね。
Posted by じんちゃん at 2013年05月14日 07:36
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック